こんにちは。

こうち式整体テクニックセミナー講師の甲地直矢です。

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筋肉を緩めることは出来る・・・・

しかし、深部筋まで緩めたい・・・。

リラクゼーションや治療系すべての手技に応用が利くテクニック。

ベーシック(短時間筋肉弛緩セミナー)日程が決定しております。

詳細と残席状況・お申込みなどご確認はこちらです。

日程・ご案内

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甲地が、セミナーでお伝えしている内容は主に

筋肉を弛緩させて、痛みを消失させる。というシンプルなメソッドです。

しかし、そこにはとてつもない、奥深さが存在します。

何故なら、本来筋肉は、なかなか弛緩しずらいという性質をもっており、

その法則を他人でおこなう手技により、

大きく変化を起こそう。ということだからです。

正直、今、セミナー参加者を募る広告では、

「誰もがすぐに出来る」

「明日から使える」

「体の知識がなくてもできる」

なんて目にしますが、胡散臭いですね。

施術者がどれくらいのレベルを考えているかにもよりますよね?

疼痛レベルの軽減なのか。急性疾患なのか?難疾患レベルなのか?

多分、このコラムをお読みになる方は、

患部の筋肉を緩めるため、圧迫をかけたり

指圧をしたり、手掌圧したり、とにかく圧迫かける行為を行うと思います。

誰もが、出来ることです。体を押すことです。

筋肉に対して押すことです。

プロじゃなくても肩を押すことくらい「すぐに」出来ます。

その、「すぐに」を結果含めて考えてしまうところもある場合もあると思うんですね。

プロじゃなくてもすぐに出来る。じゃなくて、本来ある

体の変化をその場で起こそうということになると

プロの領域になり、奥深さが発生します。

私達は、プロですから当然、

「何が奥深さなのか?」を一般の人が知らないことを

知っているプロです。

プロであれば、筋肉を緩めるためには

押すこと以外に、

・触れ方

・圧の方向

・施術者の体勢

・意識の持ち方

などが、含まれてのことです。何にも考えずに押すことであれば

別にプロじゃなくても出来ますからね。

その意識レベルを持続させて、体で覚え込ませるまで繰り返して
初めて、身につくということだから、

1つの技術を身につけることは、そう簡単じゃない。と思うんですよ。

全身の指圧法(ボディケア含む)ありますよね?

ボディケア、2週間ほどで出来るようになる内容です。

それは、上記にも記した「やり方」が理解しただけであり、

結果を出せる。お客の指名をもらえるなんてありえないことです。

でも、2週間で「出来た」になることはなります。

そんなレベル、目指したいですか?

指圧の専門学校、行ったときありますか?

3年間、全身指圧やるんですよ?これ、マジです。

指圧専門学校では、検査法含めて、おんなじ手技を

3年間おこないます。本当なんですって!マジですよ。

正直、飽きます。でも、学校はそれを体得させるんですよね。

他の事を考えていても、勝手に体が動き、筋肉の走行やポイントを

体が勝手につかみ取ってしまうことを、わざと分からせるんですよ。

3年間沢山の手技の指圧をやるんじゃないか?

という、「手技数」を考える人もいると思うんでけど、

多くの手技なんて学んだって、現場で使う手技なんて

1つや2つ、多くて5つまでですよね?

正直、指圧オンリーで全身指圧から、疾患別治療するために、

実際に3年では、短いくらいなんですね。

3年間、ひたすら1つの技術を追っかけて

極めていくから、指圧をマスターした職人は

本当に、指1つで飯を食って行っています。

 

体の構造学を考える

こうち式整体テクニックセミナーで考えていく理論になるのですが、人間の体にはある法則があることが分かっています。整体テクニックセミナーでは、どの症状に対しても、ベーシック整体セミナーでおこなっていくテーマでもあります、筋肉弛緩法に対しても、師範整体セミナーでおこなっていきます、骨格矯正法や内臓アプローチまでもが、体を1つの単体として考え影響を与えている部位、影響されている部位がそんざいするということです。整体テクニック的には、この「影響している筋肉や関節、内臓」などを、原因の部位と考え検査法を用いて判断をしていきます。1つの例ですと、ご存知の方も多い頸部と腰部のつながりです。
頸椎と腰椎の関係も知られておりますが、筋肉も同じです。頸部~肩周囲筋は腰部筋との連鎖が存在します。面白いのですが、連鎖の関係は筋肉だけではなく、関節同士、関節と筋肉、内臓と内臓、内臓と筋肉、内臓と関節、そして症状までもが連鎖をしております。

体全体で見ても、上半身と下半身は同じような構造をしております。簡単に考えても骨の数を考えますと
大腕骨(1本)・脛骨と腓骨(2本)・足根骨・5本指という下肢の構造があれば、上半身は
上腕骨(1本)・橈骨と尺骨(2本)・手根骨・5本指とあり、形は完全ではないかもしれませんが同じような構造をしています。
上腕骨と大腿骨は球関節です。球関節でも中の構造も似ています。症状も関節唇の症状も存在しますし、球関節骨頭が付く、肩甲骨と腸骨におきましても簡単に考えると「平たい骨」の形状をしております。
肩甲骨と骨盤などのアプローチで可動をつけていくと、全身の代謝が急激に上がります。代謝が上るということはダイエットにもつながります。「骨盤ダイエット」や「肩甲骨ダイエット」などは代謝が大きく上がるのでつけられたダイエット法です。

腸骨(骨盤部)と肩甲骨をアプローチかけると、骨盤は腰部・肩甲骨は頸部や肩を大きく改善します。なので、頸部と腰部だけではなく、本来は骨盤部と腰部は肩甲骨下角から頸部・肩はつながっているという見かたの方が臨床で活かせるわけです。

筋肉も同じです。腸骨(骨盤部)と肩甲骨はつながっています。筋肉で見ても骨盤部の筋肉は大転子に向かって走行をしております。肩甲骨内の筋肉も大結節に向かって走行しています。

この、上半身と下半身で合致する部分や関節、筋肉はつながっている理論です。

《つながっている骨》

  1. 頸椎と腰椎
  2. 肩甲骨=腸骨
  3. 上腕骨=大腿骨
  4. 橈骨=脛骨・尺骨=腓骨
  5. 手根骨=足根骨
  6. 下顎骨=恥骨
  7. 大結節=大転子
  8. 肩甲骨上角=腰三角
  9. 乳様突起=ASIS

《つながっている関節》

  1. 肩関節=股関節=仙腸関節
  2. 仙腸関節=踵立方関節
  3. 顎関節=股関節=下部頸椎椎間関節
  4. 恥骨結合=胸鎖関節
  5. 脛腓関節=ショパール関節=腕頭関節

《つながっている筋肉》

  1. 頸部~肩周囲筋=腰部筋=下後鋸筋=大腿二頭筋(特に腱の部分)
  2. 上腕三頭筋=ハムストリング筋
  3. 上腕二頭筋短頭と烏口腕筋=内転筋群
  4. 上腕二頭筋長頭=大腿直筋
  5. 胸鎖乳突筋=縫工筋
  6. 肩甲挙筋=腰方形筋
  7. 大腰筋=斜角筋=その他多くの筋肉に影響
  8. 横隔膜=小胸筋=前鋸筋=棘上筋

すべては体のつながりを利用すれば施術効果は大幅に変化します。整体テクニックセミナーでは、部位別もしかり、症状別にも繋がりを考え実践を繰り返していきます。整体セミナーに参加すると実践方式なので理論だけではなく結果オンリーの世界になりますから、しっかりと結果の出せる施術ができるように繰り返し反復していきます。施術理論は理解しても、多すぎるのも視野が広すぎて分からないという点も発生してきますよね?
引き出しが多すぎるのも現場では困ってしまうことも多々あります。整体技術は多すぎても使っていくのは絞った方がいいということが理解できますが、そんな時にはどうしたらいいのか?

次回、コラムに記します。

 

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