肩関節周囲炎の屈曲痛治療のポイントが凄い！

こうち式整体セミナーの講師をさせていただいております甲地直矢です。
先日、アドバンスセミナー（各症状別施術法コース）が東京会場で開催されまして全国から治療家・セラピストの方が集合しました。
本日は大阪でアドバンスセミナー（各症状別施術法コース）がおこなわれます。

こうち式整体セミナーの内容である、総まとめというか技術で使っていく検査法からアプローチ法をおこなっていきました。

特に、おこなう工程として基本的な技術が多い症状として
肩関節周囲炎施術法（４０肩・５０肩）が挙げられます。

検査法からおこなう施術の工程と流れ、話法、施術者の体勢
こうち式整体セミナーの内容理念である、3つの大きなカテゴリーの技術
施術者の誘導方法・リピートにつなげる提案方法など

肩関節周囲炎施術法（４０肩・５０肩）では自らの技術をチェックしたり
確認をしたりするのにアドバンスセミナー（各症状別施術法コース）の中の症状の中では
一番適している症状になります。

セミナーに参加された多くの先生方、リラクゼーションセラピストのかた
その場で肩関節のＲＯＭを改善させ、挙上痛を改善、消失までおこなうことが出来て
先生方も笑顔が見られ充実した整体セミナーでした。

肩の拳上痛のあるかたをセミナーに連れてきて実際にその場で施術をおこなったんです。
甲地ではなく、参加している先生がおこなっていきました。

今回のコラムは、その時の症例を記したいとおもいます。
以下が施術の工程です。

～症状～

４０代女性
左肩挙上痛。１１０度くらいで痛みが有り。
特に肩関節屈曲痛。

痛みの出る部位は肩関節屈曲時の時に大結節付近に痛み。
（結構、顔を引きつれるほどなので痛みレベルは大きいと思われる）

腰痛などはなし。

【触診】
頚部～肩は目立つ筋肉の硬結は感じられない。斜角筋・上部僧帽筋の肩井の部分に硬結。
頭板状筋。後頭下筋に硬結を感じられる。

立位で左肩下がり。肩関節の内旋。

【検査】

左頸部筋～上部僧帽筋・斜角筋が関与しているか？　→　少しＹＥＳ

下部僧帽筋・菱形筋は？➡ＹＥＳ

身体の歪みが関与しているか？　→　ＮＯ

頸椎が関与しているか？　→　ＮＯ

頚部筋～肩の筋肉が関与しているか？　→　少しＹＥＳ

上肢の筋肉が関与しているか？　→　ＹＥＳ

大腰筋・腸骨筋・腸腰筋は？➡ＹＥＳ

この時点で上肢のどの筋肉が特に関与しているか
こうち式整体セミナーの内容でおこなう検査法で特定します。

特定した筋肉と連動性・関連性のある下肢の筋肉が関与しているか？　→　とてもＹＥＳ！！

【アプローチ】

この場合、検査で一番、肩の拳上に関与したとする
部位を調整するんですね。

上部僧帽筋・菱形筋・下部僧帽筋と菱形筋の接点ポイント・
関連する小円筋・肩甲下筋・広背筋

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