こうち式整体セミナー(神技整体)を治療家の先生やリラクゼーションセラピストの方を対象に東京と大阪で開催させていただいております甲地直矢です。

こうち式整体セミナーホームページ

https://massage-shiatsu24.com/

先生にお聞きします。

「肩関節周囲炎のアプローチに自信ありますか?」

肩関節周囲炎のアプローチは筋肉・関節・椎骨や内臓、ヒーリングタッチ(エネルギーテクニック)

などを、検査を用いて原因の発生源を突き止めると、予想以上の改善と痛みの消失、
肩関節のROMを改善させていくことができます。

どういった考えで、どのようなアプローチをしていけばいいのでしょうか?
今回のコラムは、肩関節周囲炎テクニックについて考えていこうと思います。

肩関節周囲炎のアプローチのコラムの前に、
このコラムでは頻繁に、こうち式整体セミナーに参加している先生の施術症例ご紹介させていただいております。

まず最初に、こうち式整体セミナーに参加している先生かたの施術症例を
掲載の承諾を得ましたので、ご紹介させていただきます。以下、そのままを記載させていただきます。

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【施術症例】

同業者のかたが見えられました。こうち式整体セミナーの内容を実際に受けてみたい。
という先生で、他県からの来院です。正直、治療の予約があったときに治療していいのか迷ったので
甲地先生に連絡を取り治療を引き受けました。

【症状】

上腕骨外側上顆炎・肩関節を外転動作で大結節に痛み走る。
夜間通あり。はり灸などを知り合いの先生に治療してもらっていて継続中とのこと。

腰の伸展痛(軽症)

【施術】

検査で陽性が出た部位

・腕橈骨筋

・腕橈関節テクニック

・長母指屈筋

・患側の外側上顆

・肩鎖関節テクニック

・生理学的アプローチ

・手三里(経穴)

・母指球

・広背筋

・菱形筋ポイント

生理学的アプローチと解剖学的アプローチの両方が検査法で陽性反応。
全身からの影響があるというより、手の疲労が全身に行きわたっている状態。

1つずつ、丁寧にアプローチをかけると
疼痛レベルは8割ほど消失。

残り2割は内臓からの反応があるかもしれません。
しかし、1回目の治療なのでここまでにしました。

治療を受けた先生も驚くほどの改善を見られたみたいです。
私の治療院はチケットも販売しているのですが、チケットも購入されました。

私の治療で、こうち式に興味を持って下さればうれしいです。

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記事をそのままコピペさせていただきました。

検査に基づいておこなっているのがよく理解できます。
施術者として、一番はどの手技を使うか?というより、

痛みの原因はどこなのか?

を追求することが大事なような気がします。甲地も自ら施術をさせていただいておりますが
マニュアルと実際は半分は当たっていても、半分はイレギュラーがやってくるので
そういったときは、落ち着いて基本と理論を混ぜながら検査をして
原因をきっちりと把握していくことに努めていきます。

今回、施術症例を頂いた先生はアドバンスセミナー(各症状別施術法コース)終了された先生です。
ご本人は自信がないと言いながらでも、バッチリと決めています。さすがです。

しかも、受けた方は同業者の先生で、「こうち式はどんな感じなのかな?」というのが理由で施術を受けられました。
いろいろと考えてしまうといけないのですが、いつも通りに施術をするのが難しいだろうなという状況です。

施術を通して、おこなった先生と受けた先生、どちらも驚いていた。というのが印象的でした。
施術者もビックリするんだから、施術を受けた先生はもっと驚きですよね。

さて、症例報告はここまでにしまして
今回のコラムのテーマであります肩関節周囲炎テクニックへの考え方に移っていきたいとおもいます。
40肩・50肩といわれている症状です。

肩関節周囲炎のテクニックで考えるべきポイントは!?

肩関節周囲炎もいろいろな症状名が存在しておりまして総称して肩関節周囲炎ですが
こうち式整体セミナーの内容では、症状名別に施術を行なっていくというより
ほぼ、同じようなアプローチをしていくのが特徴です。

基本的に、肩関節周囲炎のアプローチ法はクライアントの肩関節の動作痛を軽減・消失させていく方法です。
屈曲の動作で小結節付近が痛い。といった場合、屈曲の動作痛を消失させていきます。

肩関節周囲炎のアプローチで、一番最初にお勧めな施術の流れがあります。
お勧めの施術の流れというのが

1施術、1方向。ということです。

1回の施術でいろいろな動作痛を評価してアプローチを繰り返していくのではなく
1方向の動作に対して根詰めてアプローチを繰り返していく。という方法がお勧めです。

メリットが大きいので、この施術の流れをお勧めしているのですが
1つの動作痛を消失させ、肩関節のROMが改善をした状況になりますと、
次の動作痛に移りました時に、ある程度、次の動作の痛みが軽減をして、

肩関節のROMが改善している状況になっています。

大体、肩関節周囲炎の場合は1方向だけの挙上が痛いというのはなく
どの方向の挙上も肩に痛みが走るのがふつうです。そういった意味でも

1施術で1方向(挙上する動作)に絞ってピンポイントでの施術に徹することがいいと考えておりますし
セミナー内でもそのような方法で、先生方がおこなっており、以前より断然にいい結果を出している連絡を頂いております。

痛みの原因を特定する検査法を用いているときには、クライアントにビフォーアフターをしっかりと確認してもらいます。
検査時から、肩関節の痛みが改善しROMが改善するので、クライアントが認識しやすいためです。
そして、施術の流れの提案をしやすくなる。というメリットもあります。

例えば、クライアント主導の施術のしかたでおこなうのは勧めません。

(※クライアント自身が自らの肩を挙上させ、痛みレベルを発した評価で施術を進めていくこと。)

施術者がクライアントの肩に手を添え、挙上を導いてあげ肩関節の痛み改善をクライアントに見せ確認する。

ちょっとしたことなのですが、施術結果に大きく関わり
それらは、リピートにもつながっていくのでとても大事なことで
こうち式整体セミナーの内容にも、施術者の誘導の仕方はおこなっています。

1施術、1方向。これが定義とした流れです。最初の施術でガーンと肩の挙上痛を軽減・消失させ一気に挙上させていきます。
クライアントをびっくりさせる。肩関節周囲炎アプローチは最初のインパクトが大事だと思います。

肩関節屈曲の挙上で痛みが走る場合でアプローチするポイント

肩関節屈曲時の痛みが走る場合を考えていきます。

初診時の問診をしたときに、肩関節のROM状況を確認するため、壁に沿って肩を屈曲挙上していただきます。

(何故、壁に沿って立っていくのか?という問題ですが、クライアントに挙上角度を正確に見てもらうためです。
ビフォー時の挙上で、壁にテープを貼ります。アフターで挙上してもらったときにテープを貼ります。そのためです。)

立位で肩関節屈曲の挙上をしてもらったときに見るべきポイントがありまして
屈曲時に肘関節が若干、屈曲し体感部と一緒に挙上する体勢になった場合ですが

肘関節が屈曲している時点で長掌筋の硬結が原因です。ここは検査なしです。
肘関節が屈曲していたら長掌筋にアプローチをかけてください。

肩関節の屈曲時に、肘関節が屈曲していなければ長掌筋のアプローチは行う必要はありません。

長掌筋にアプローチをかけ再評価すると、
クライアントの挙上した肘関節が無意識に屈曲していない状態で挙上していれば
長掌筋のアプローチは完了している。ということになります。

この長掌筋を見極めるとあとのアプローチ法がスムーズにいきます。

肘関節が屈曲している状態で、他をアプローチかけると、多くの箇所をアプローチするし
時間がかかります。大事なのは最初に、長掌筋の硬結が絡んでいるかどうかの判断をし行くことをお勧めします。

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