こうち式整体セミナーを全国から治療家・セラピストの方を対象に東京と大阪で主催させていただいております甲地直矢です。

昨日はすごい1日でした。東京会場でこうち式整体セミナーのベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)が開催されまして
大阪会場では師範の先生が講師になり、アドバンスセミナー(各症状別施術法コース)が開催されました。
1日を通じ、2会場での整体セミナーということで、全国から治療家・セラピストのみなさんが、こうち式整体セミナーに参加くださりました。

アドバンスセミナー(各症状別施術法コース)では肩関節周囲炎(40肩・50肩)施術法です。
肩関節周囲炎施術法(40肩・50肩)は治療家の先生だけが現場では担当するわけではありません。
リラクゼーションに携わるセラピストの方でも必ずといっていいほどあたる症状なのです。

アドバンスセミナー(各症状別施術法コース)では肩の痛みはないのですが肩の拳上に制限というか170度くらいまでしか
拳上ができないという方を整体セミナーに招き、その場で施術をさせていただきました。

結果、3分か5分ほどでしょうか。
170度から180度を超え、190度まで肩がグルンと。

まぁ、症状的にはそんなに重症ではありませんのでマニュアル通りの方法で十分のクライアントのモデルの方だったのですが
そんなことでも、クライアントの立場からすれば嬉しいですよ。とても驚かれていたというかうれしそうでした。
その後は戻りも考えられますので戻りに対するアプローチ法もおこなっていきました。

なぜ、こうち式整体セミナーの整体技術が短時間で、しかも施術者側にはとても余裕があるのかと申しますと
それは間違いなく、痛みや疼痛を引き起こす原因特定する検査法を用いて行うから他なりません。

その、原因を特定する検査法を用いても、狙う部位やアプローチしていく部位が理解出来ていないと施術者は混乱を引き起こしますが
こうち式整体セミナーの中でその部分はカバーしております。最初、こうち式整体セミナーを始めた時は、正直甲地もその痛みの原因を、参加している先生の独自にもつ理論に任せていたのです。まったく任せることはしません。ある程度です。

何故かと申しますと、それぞれに整体技術や専門学校で知識を習得してきた先生方やリラクゼーションセラピストの方。
甲地の方が知識が足りないと思っているからです。今でも思っております。しかし、最近はきちんと最初からの順番をセミナー内でお伝えさせていただいております。その方が理論が理解しやすいし、先生方も安心するし、セミナー内の事が次の日から使えるという事もあり大変好評です。

それぞれの検査法は施術者側は力を使いません。施術者側のラクです。半端なくラクです。
リラクゼーションの方であればコースが終わって、椅子に腰かけてもらいそのまま、肩の調整ができます。
リラクゼーションに「お悩み系」も解決できるのでお客様にとっては万々歳です。

では、どこをアプローチしたのか?とうことです。

全て患側側です。

【解剖学的なアプローチを選択】

筋肉

・拇指対立筋

・腕橈骨筋

・労宮(経穴)

・腕等関節

です。特に、原因を特定する検査法では拇指対立筋が大きく反応しました。
そのため、拇指対立筋においては時間をかけ、しっかりとアプローチをおこなっていきました。

肩関節周囲炎の終盤の方、回復期の方でしたが
やはり急性期と同じく、肩関節の疾患でも前腕部から手掌部の重要さは同じです。
とても変化をするのです。改善をするのです。

拇指対立筋でも手根骨近くの拇指対立筋の反応が良く
ポイントでアプローチをかけていくのがコツです。全体的なことろや違和感のない部分のアプローチは効果が半減をしてしまいます。

拇指対立筋は肩関節のROM関係の症状や肩関節周囲筋とつながっています。筋肉ですとインナーマッスル筋や三角筋・烏口腕筋などです。
前鋸筋や肩甲下筋とも繋がっている筋肉で本当に重要な筋肉になります。
拇指対立筋をアプローチ・調整することで、肩の痛みの軽減、もしくは消失。肩関節可動域をその場であげることができるのです。

また、手のひら。手掌部でもう1つ大事な筋肉を挙げたいとおもいます。手掌部で外せない筋肉というと背側骨間筋がおススメな筋肉です。

合谷という経穴も存在します。有名なので挙げました。
東洋医学でいうと万能のツボと言われている所。また、歯痛や三叉神経の症状にも関与すると言われている経穴ですよね。大事です。
背側骨間筋の筋肉の触察法のコツは中手骨に沿って押さえていくのがコツになります。合谷をそのまま上から拇指と示指で挟むように摘まみこむのではないのです。

こんな大事な筋肉だと散々申し上げているのに、今回のモデルの方の施術では残念ながら、肩の痛みや肩関節のROMの改善については検査法を用いた所陰性の反応でした。肩関節の症状なのに手掌部の拇指球筋なんて思いもよらない所です。しかし、知識として頭に入れて置くことはそれだけ重要なことでお金を払ってでも身につけたい知識になり、それらはクライアント、そして施術家としての自分自身を助けてくれるノウハウになります。

こうち式整体セミナー、甲地が言うのは何ですがおもしろいですよ~~。

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