治療家の技術セミナー
神技整体セミナーを主宰させて頂いております
甲地直矢です。
今回のコラムの内容は、
神技整体セミナーのシステムで
アドバンスセミナー(各症状別施術法コース)での内容で
テニス肘施術法というセミナーが存在します。外側上顆炎施術法です。
テニス肘(外側上顆炎)への考え方やアプローチなどを
記していきたいと思います。
テニス肘(外側上顆炎)は、過度の運動負荷が
主な症状になりますので、
痛みのある個所、肘関節の外側上顆だけみても
施術は上手く行きにくい。といったことが理解できます。
何故なら、上記にも記したとおり、
過度の運動によるものが多いためです。
結局、症状の原因の中に
【過度の使い過ぎ】
による症状に対しては、見方があって
過度の使いすぎによる
他への影響がもろに与えまくっちゃっている。わけです。
ということは、筋肉、骨格、関節、などの影響は
先ず大前提に、他への部位の影響はどこなのか?
を考えて行く必要はおのずと理解できます。
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※神技整体セミナーの整体技術でおこなう
体の構造理論について、記してみました。こちらをご覧ください。
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肘疾患、(外側上顆炎・内側上顆炎)の場合
最初に考えていくことですが、
1・どの動作で痛みが出ているのか?
2・痛みの原因はどこから影響されているのか?
3・肘の痛みはどこに影響を与えているのか?
この3つを考えて行きながら施術構築をおこなって行きます。
その、テニス肘(外側上顆炎)はどの動作で特に痛むのか?
テニス肘(外側上顆炎)の施術法として先ず、
「どの動作で痛みが出るのか?ということ理解していく」事から始めます。
当たり前ですが当たり前のことを細かく見ていくのです。
例えば、問診中見るべきポイントなのですが
物を握ると肘に痛みが走る
といった症状を仮定した場合、
その動作を詳しく望診(東洋医学でいうと、神技)をします。
その動作は、手関節をかるく底屈した状態で物を握っているのか?
あるいは手関節を軽く背屈している状態で物を握っているのか?
右手が上か?下か?左手が上か?下か?
どのくらいの強さで握っているのか?
施術者自身の手を握ってもらいその圧の強さを判断する事。
MP関節・DIP関節・PIP関節が
どのくらい屈曲して握っているのか?にも注目が必要です。
どのくらいのMP/DIP/PIP関節が屈曲した時点で痛みが走るのか?
などといった視診をおこなうポイントの動作などを
細かく望診(神技)していきます。
その視診を踏まえたうえで、
他の動作痛も見ていきます。
大体、動作痛に関しての望診(神技)は
2パターンの動作を見ていくのが
神技整体セミナーの内容になっております。
テニス肘(外側上顆炎)の望診(東洋医学でいう神技)のポイント
ここでは、テニス肘(外側上顆炎)の施術時に
東洋医学で言う望診(神技)のポイントを考えて行きます。
先ず、ポイントとしてですが
MP関節・DIP関節・PIP関節を見る時に
物を握った時にかなり屈曲している状態であれば
手関節~肘関節までの拇指側・外側側への筋肉が
関与してポイントになります。
望診をしてみてください。視診のことです。拇指はクライアントの意思とは違う
無意識的に、屈曲はしていませんか?
もし、そのような状態が望診により確認できたのであれば
手関節~肘関節までの拇指側・外側側への筋肉が
関与しているポイントになります。
その屈曲角度が強ければ強いほど
肘関節から今度は
肩関節のラインまでの施術ポイントになります。
すべての場所(部位)外側側・拇指側のラインが
大きなポイントになります。
何故かといいますと、
MP関節・PIP関節・DIP関節を屈曲して物を持つ時には
拇指側のラインに非常に負担がかかるのです。
そのような動作をしていることは
外側ラインに負担をかけながら動作をしているのです。
ということは、
施術ではそれらをかんがえ
外側ライン・拇指側のラインを検査して
陽性か陰性化を施術者が判断し
陽性であれば
アプローチをかけていけば
それらの症状は痛みのレベルが軽減・消失していきますし
肘関節や手関節、MP関節・DIP関節・PIP関節の
ROMが改善していくということが理解できます。
経絡でいうと大腸経になります。
超重要な経絡です。
大腸経は物を持つときとか
引き上げる時におおきな作用をするのです。
肘関節については
沢山のノウハウやコンテンツが、
神技整体セミナーには存在し
とても1つのコラムでは書ききれません。
シリーズ化をしてこのコラムや
動画レクチャーとしてお伝えをさせていただこうと考えております。
テニス肘(外側上顆炎)施術のポイント
テニス肘。外側上顆炎の施術法を考えて行ったときに
東洋医学で言う、望診(神技)をするのですが
その望診(神技)はどの動作で肘が痛むのか?を見ます。
その時のチェックポイントを記しました。
それぞれのポイントがあります。
そして動作は2パターンの動作を見ること。
望診でのポイントの中でも特に重要なのは
MP関節・DIP関節・PIP関節です。
そこから考えるテニス肘(外側上顆炎)のポイントや
経絡をお伝えさせていただきました。
これらはすべて検査法を用いて施術をしていきますが、
まずはポイントを理解することが大事です。
今後、テニス肘(外側上顆炎)施術法は
コラムとしてどんどんお伝えさせていただきますが
その時に、望診として
ひとつだけ足して視診をしていただいたいポイントがあります。
それは、上記に記した意外に、
肘関節と肩関節の位置についてです。
テニス肘で考える「肘関節」と「肩関節」の位置とは?
肘関節が手関節より浮いていないか?
という点が1つです。脇が開いた状態でないか?ということです。
肘関節が手関節より浮いた状態で、
しかもMP関節・DIP関節・PIP関節が屈曲している状態であれば
かなりの確率で大腸経に陽性反応がでると考えて頂いてよろしいかとおもいます。
肘関節と肩関節は連動しております。
肘関節が手関節より浮いた状態での動作をしての痛みであれば、
連動している肩関節も脇が開いた状態になり、
肩関節が外転をしている状態になります。
人間は脇が開くと
力が分散する仕組みになっております。
これは神技整体セミナーの内容の3つのカテゴリーの
1つ目のカテゴリーになります「力の伝導」です。
という整体技術が存在しますが、
その力が分散している形で
肘関節に痛みが発している場合、
その分散している力を
正常な位置に施術で修正してあげれば、
肘関節の痛みはなくなるのです。
ということは、
上記に記した状態で痛みが生じている場合は
大変高い確率で外側側を考えて行けば
テニス肘(外側上顆炎)はいい結果が出てくるという考えです。
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