肩関節周囲炎(40肩・50肩)アプローチにおける
結果の出やすい筋肉。これを考えて行こうと思います。
当整体セミナーの技術理論には、アップローチマニュアルが存在し、
その前に施術構築のマニュアルが存在します。
先ず、筋肉はどこ?よりも
施術構築法を先に理解していくと、アプローチする筋肉が
理解しやすくなります。
肩関節周囲炎(40肩・50肩)の施術構築マニュアルとは?
肩関節周囲炎(40肩・50肩)の施術をおこなって行く
クライアントの肩の動作痛におけるアプローチの順番になります。
先ず、そのアプローチする順番を記していこうと思います。
アプローチする順番は
・屈曲
・伸展
・内転
・外転
の順番で組み立てていくことをお奨めします。
例えば、屈曲が180度まで挙上できるまで施術を続けるのか?
という問題ですが、
大体130~150度ほど挙上できれば、
終了して伸展のアプローチに入ります。
完全に上げ切らなくていいんです。
屈曲痛は一番結果が出やすいです。
1回の施術で結構いい感じで
アプローチも比較的決まっています。
屈曲痛で代表的な筋肉は
腕橈骨筋です。
患側の腕橈骨筋にアプローチしてみてください。
腕橈骨筋は、
頸椎に影響を与える筋肉で
ダイレクトに頸椎や
頸椎周囲筋は肩関節と
肩関節周囲筋に影響を与える理由です。
※頸椎と腕橈骨筋について詳細を記したコラムがあります。
↓ ↓
屈曲だけではなく、
他の動作痛にもよく使われ、
その影響力の大きさを理解できます。
同時に、腕橈骨筋の深部までアプローチすることで
頸椎の歪みを自然矯正したり、
周囲筋まで弛緩しやすくさせるような
状況もなることがしばしばあることが理解できます。
肩関節の動作で一番苦労する動作は?
一番行きづらいのが肩関節の外転痛です。
何故かというと外転の動作ってかなり複雑な筋肉が絡み
協力拮抗して外転の動作が成り立つからです。
そして、外転痛の大きな特徴は
1つの動作を行う時に
複数の筋肉か関係していること。
に尽きます。なので1つのアプローチを完了しても
他に肩関節の外転に作用している筋肉をアプローチをかけ
施術工程を完了させないと
その場での肩関節ROMや、その後の痛みの戻り。
そういったのものが、それらの筋肉に阻害され
また、違和感が出始めるといった状況に陥りやすくなります。
なので、肩関節周囲炎(40肩・50肩)の施術のアプローチは
是非、動作がしやすい方向痛からアプローチをかけていって欲しいとおもいます。
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