こうち式整体セミナーを全国から治療家・セラピストの方を対象にして東京と大阪で主催させていただいております甲地直矢です。

こうち式整体セミナーの整体技術では特に大事にしている3つのカテゴリーという概論が存在します。

1つ目の理念が「力の伝導」という施術者が力を数倍にしてクライアントの体に伝えるための
施術者の体勢や形、そして操作法のことを意味します。

2つ目の理念には「触診・触察法」「セミナーでおこなう順番と工程」これらの理念があります。

3つ目に「施術者の勘」「施術者の感覚」という理念があります。

今回のコラムの内容は、一つ目の「力の伝導」という整体技術を考えて行きます。
これらは、施術者の型と捉えております。

こうち式整体セミナーでおこなう1つ目のカテゴリーの理念とは

こうち式整体セミナーの整体技術は、重症疾患にも対応ができるような施術の流れやそのテクニックを凝縮しております。
その中でも「力の伝導」の方法は、一番の基本となる施術法の基盤となる部分になります。

クライアントの体に施術者の力をそのままの強さを伝えること。その方法のレベルが上がってくると施術者の力を数倍にしてクライアントの体に伝える方法の事を意味します。

セミナーの流れとしては、最初はテクニック的に、筋肉弛緩法がテーマですので施術者の力の伝導は、筋肉への伝え方。
これがテーマになります。こうち式整体セミナーの内容では、座位・腹臥位・仰臥位・側臥位・立位とすべての体勢で施術が可能でありますので、そのすべての体勢での施術者の位置や体勢、筋肉への力の使い方としての方法を覚えていく必要があります。

従いまして、基本手技というベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)からおこなっていくことが非常に多いことが理解できるとおもいます。今まで、ベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)に参加した先生方やセラピストのかたならご理解頂けると思います。

しかし、半年前のこうち式整体セミナーの内容よりかなりのバージョンアップをしておりますのでさらに細かい部分までベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)ではおこなっていくことをご理解下さい。

さて、お話しを戻します。こうち式整体セミナーの内容の力の伝導というテーマについてです。
施術者の体勢ということなのですが、この施術者の体勢(型)が決まると、人の身体の変化が早まります。

ベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)でおこないます筋肉の弛緩のスピードや
筋肉が弛緩するという体験が早く分かるようになります。

まず、ポイントとしては人の体に触れることから始まります。
触れることも技術の1つです。目安としてはガツっと触れずにスッと触れることです。

がつっと触れることはいわゆる手押しという状態か、もしくは意識がそこにないか。の2つです。
こうち式整体セミナーの内容では「意識する」ということをテーマにしてお伝えしておりますので

そこらへんは意識することで解決が出来ると思います。ただ、意識するというのはその場で意識するのではなく
普段の現場で1人ずつの施術時の時には何度も触れたり離したりすると思いますが、

一回ずつ意識するという意味でのことです。セミナーで出来て現場に出て出来ないという現象を想像した場合、セミナー時の意識と現場時の意識の違いがあげられるためです。

そして、ふれるときなのですが指先で触れる時は手掌と指先を並行にして触れることです。
MP関節・PIP関節・DIP関節などが屈曲をしている状態は手掌の面と指先が平行な位置ではありません。
もっと簡単にしてお伝えすると「パー」の状態で触れていくということになります。

手掌で触れる時は、まず手掌で触れます。そして指で包み込むような触れ方をしていきます。
また、触れる時には手首の手根骨を意識して触れると尚、力の伝導としてはいいです。

3つ目のポイントなのですが、肩甲骨の内側縁から触れていく意識を持つことなのです。
上肢だけの触れ方がNGです。肩甲骨内側縁が起点となり触れていくという意識は上肢は肩甲骨内側縁と手掌をつなぐたけのものとして意識を成すものと考えます。

まだ、触れ方についてのノウハウは存在しますが、今はこの3つのポイントを繰り返し意識していくことが「触れ方」についての力の伝導の手技だとご理解を頂ければと考えます。テーマ別にしてコラムで記していきたいと考えておりますし、リアルセミナーではさらに詳細を甲地や師範先生が手取り足取りお伝えしていきます。

こうち式整体セミナーで使う「力の伝導」テクニックの押さえ方のポイント

こうち式整体セミナーの整体技術の中には基本中の基本としての「力の伝導」の手技があります。
古武術の理論を整体技術に応用した方法なのですが、押し方というのはどういったっことなのでしょうか?

触れ方にも何個かのポイントが存在しますが、押し方もポイントが多く存在します。押さないと圧がかかりませんから押し方は基本の技術に入るということです。押し方の最大の基本は「体面に対して垂直に押していく」というのは大前提になります。この、体面に対して垂直に押していく手技は、ある程度の解剖学的な知識が必要になります。

甲地もそうですが、筋肉や骨格系を専門学校で学びましたが、あの図面がそのままイメージとしてクライアントにあるような形がべすとです。例えば、斜角筋を例にして考えますと、前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋と3つ存在します。

構造的に考えますと、前斜角筋は横突起の前側に付着しております。そこから第一肋骨までの筋肉です。
横突起の前側ということですから、圧のベクトルを考えると体面の復側から背側に向かってのベクトルになります。

中斜角筋は横突起の横側に付着をしておりますので、圧のベクトルは横からの圧のベクトルになります。
後斜角筋は、横突起の後ろ側に付着しております第2肋骨までの距離に斜め下方に走っている筋肉ですので、圧のベクトルは背側から腹側に向かっての圧のベクトルになります。

このように、1つの筋肉を構造的に理解しながらイメージを起こしていくことにより施術者がクライアントの体面に対して圧を押さえることが可能になります。難しいことはなく、本当に知っているか、知らないか。やっているか。やっていないか?の問題でございますので
このコラムをお読みになって、改めて解剖図などをご覧になると、このコラムを記している意味があるというものです。

まとめますと、筋肉を押す時にまず一つ目のポイントは、筋肉の構造を理解してそれらが施術時にクライアントの体を透しイメージが出来る事が一番の早い工程になります。それらが理解できるから1つ1つの筋肉に対して圧のベクトルを合わせながら押さえていくことが可能になります。

2つ目は圧のベクトルを決めてからのポイントです。

筋肉弛緩をより効果的にする「筋肉へのアプローチ法」とは!?

圧のベクトルは対面に対して垂直に抑えるという事でした。
ぜったいに必要な要素になります。次は、きんにくの触れ方をマスターしたら押し方になります。

エネルギーが一番出る身体の使い方というものがこの筋肉の押し方に含まれており
施術者の体勢【型】といわれるものは甲地の普段の現場でも、意識するとすごく有効なものになりました。

力はますます使わなくなるし時間も短くなるし、筋弛緩の精度も上がるメリットがあります。
そこには、施術者の型を決め「軸」を決めていくことが肝心になります。

型を決めるということは押していく力をダイレクトにクライアントの体に伝えるためであり
それらは、施術者の体勢の軸を整えることにより効果的に働いてくるということになります。
筋肉の状態が人間の身体にどのくらい影響を与えるのかは想像を絶するほどです。

骨、骨格の歪みだって原因は筋肉の硬結がとても関与しています。
筋肉の状態をフラットにするだけで骨格の歪みは自然矯正されていきます。

筋肉の押し方ですが、良く言われる「丹田」を意識して押してみてください。
このことは知られていると思いますが、本当に施術者の丹田を意識すると圧が通ります。
すぐにできる出来ないは抜きにして出来ても継続し、出来なくても継続しておこなっていきます。

丹田からすべてのパワーははじまり、上肢や下肢はただの道具だととらえて筋肉を押していきます。
圧はまっすぐの直圧です。突き抜けるイメージが肝心です。筋肉を押すということはイメージなのです。イメージが出来る事で
それらが上手く行きますので何度も言いますが繰り返して継続をして下さい。
できても直ぐに辞めないでください。

こうち式整体セミナーの理念として「極める」です。

整体技術はどんなに知識や方法を得ても極めなきゃ意味がない。ということなんですよね。中途半端は良くないです。
甲地も先生以上に失敗ばかりです。それにも関わらず、研究し続け自分のものにしていくのはすごい時間がかかるし苦労があります。

ご一緒に極めていきましょう!そんな気持ちをお持ちになる先生やセラピストの方を全力で応援します。

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