こうち式整体セミナーを全国から治療家・セラピストの方を対象を対象に東京大阪で主催させていただいております甲地直矢です。

今日のコラムの内容は、こうち式整体セミナーのシステムとして最初に参加していくセミナーとして
ベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)が存在しております。

その筋肉弛緩法の事と、こうち式整体セミナーでおこなっている整体技術の3つの大きなカテゴリーである
その中の3つ目「施術者の勘」「施術者の感覚」などについて、こうち式整体セミナーの理論を考えていこうと思います。

先日、ベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)が大阪で開催されました。
全国から治療家・セラピストの方が参加していただき、はじめてこうち式整体セミナーの理論と
基本技術である筋肉弛緩法の方法をおこなっていったのですが、参加した治療家・セラピストのみなさん

「なんじゃこれ?」

「うわっホントだ」

「面白いですね」

さまざまな感想が聞こえました。実際、筋肉を弛緩させていくのって大変じゃないですか?筋肉を弛緩させるためには揉むしかない。指圧するしかない。という手技だとおもうのですが、そうなると圧の強さとか指圧する回数とかが問題になってくると考えられます。

確かに、ガツガツと強く指圧したり回数を多く指圧したりすれば筋肉は弛緩しますが、先生、考えてみてください。
今はいいけど、10年後20年後、はたまたさらにその力を使った手技がいいかと思うとそれはほとんどの方が「もたないな」と思いませんか?

また、筋肉の性質上、強い圧を続けていると筋肉自体が硬くなってきます。硬結していない状態が触れると硬結している状態みたいになってきます。クライアント自身も昔よりこりやすく感じるようになります。強くやればやるほど筋肉は硬くなりますから
さらに圧の強さ的には強く押していかなければ筋肉弛緩できない状況になってくる。

施術者の体力は年齢を重ねるごとに低下してくるのにクライアントの体は年を重ねるごとに筋肉が硬くなり圧の強さに鈍感になるため
ますます、圧を強く押していかなければならなくなるシナリオです。

施術者は必至に圧を入れていてもクライアントの体は圧の強さに鈍感になってくるため、クライアントとしては施術者の怠慢という意識で捉える人もいるかもしれません。そんなこと一切ないのにです。圧の強さが足りないのです

圧をしっかりいれてもらったクライアントは満足感はあるとおもいます。やられた感があるからですし、つらかったからだが改善しラクになるからです。

クライアントは分からないから、

「強くやられたほうが身体にいい。」と思っている方も少なくありません。
強さを我慢して耐えてるクライアントもいます。

中にはぎゅっと握りこぶしを作り痛みに耐えることが治療だと思っているコアなクライアントも存在すると聞いたことがありますが
先生はいかがでしょうか?

同じ施術者として、こんな話は耐えられません。ドンドン強圧になってきます。そして、施術者の強さの限界を知って満足感が得られなかったとき他の店舗にいき、そういった施術者を探し見つけ離れていきます。

話はもとにもどしますが、こうち式整体セミナーでおこなうベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)では
施術者の力というものは使わない整体技術です。こうち式整体セミナーでおこなう整体技術には3つの大きなカテゴリーが存在します。

1・施術者の圧の力をクライアントにダイレクトに伝える「力の伝導」

2・筋肉の触診法と施術の工程と順番

3・施術者の勘と施術者の感覚

という3つのカテゴリーです。

ベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)では、3つのカテゴリー
それぞれの深いところまではいきませんが(深いところまでは師範セミナーになります)
全体的に3つのカテゴリーをおこなっていった上で、短時間で筋肉が弛緩するような整体技術です。

話をもどしますと、何故施術者の力を使わないのか?という点ですが
1つ目の「力の伝導」2つ目の「筋肉の触診」が大きいです。今までセミナーをおこなってきて、参加している先生方を見て思うのですが
それぞれ、いままで聞いたことないやったことない方法になるとおもいます。

それらが合したうえでおこなうため施術者の力は使いません。

しかも短時間で筋肉が弛緩するのを確認できます。ス~っと柔らかくなる。人によってはその感覚を「動く」といいます。

筋肉が一気に弛緩をする変化が筋肉が動いているような感じで捕られられるんです。
じつは、筋肉は「ほぐそう」と力をいれるとなかなかほぐれないんです。優しい気持ちでゆっくりと力をあまり加えることなく
行っていくと筋肉はス~っとほぐれてきます。筋肉は力いらずでグニャリと弛緩するんです。

・硬結している筋肉とそのポイント
・関連している連動している筋肉の理解とポイントの理解
・力の伝導をスムーズに行う施術者の体の使い方
・筋肉の触察法
・順番と方法

硬結している筋肉の主訴部分なのですが、筋肉の弛緩が分からないという感じの時は

・連動している筋肉の理解

・触察の理解

・筋肉にたいする圧のベクトルがずれている

・弛緩させたい筋肉へのアプローチ時に指が力が入っている

・身体の軸がぶれている

・施術方法の工程に見落とし部分がある

などの点が挙げられます。微調整はリアルセミナーじゃないと理解できませんよね。力の入れ具合などはわかりません。
微妙な感覚や施術者の位置など、コラムのきじで伝えられるところは最大限に記しますがこうち式整体セミナーでおこなうリアルセミナーにはかないません。

上腕三頭筋は全てに使える筋肉です。
上腕三頭筋の触察法はシリーズ化してこのコラムで記していくほどノウハウが存在しますので是非、お読みくださり実践してください。

上腕三頭筋の場合、腋窩に近い方にコリがあるためそこを狙っていきます。

よく使う大腿筋膜張筋は上前腸骨棘から大転子の間に走っている筋肉ですのでここは面で押さえるより点で押さえたほうがいいです。
うまくはまれば、筋肉弛緩するし、アキレス腱みたいな腱も弛緩させていきます。

そして、ちょっと話は変わりますが、筋肉弛緩と疼痛レベルの消失の関係性について考えていこうとおもいます。
まだ、こうち式整体セミナーに参加していない治療家の先生からこういった内容メールをいただきました。

「右の僧帽筋部に痛みがあるクライアントがいるのですが僧帽筋がうまく弛緩できません。」

要は、痛みが出ている部位を筋弛緩すれば痛みがなくなるのではないか筋肉弛緩が不十分だから、そのために筋弛緩できる方法はないか?

ということですがこれ、ちょっと見方の角度を変えるといいかもしれません。

どういうことかというと、痛みのある部位や、痛みの出ている部位の筋肉を弛緩しても痛みは取れないケースが多いですよ。ということです。痛みは何故取れるのか?の前に痛みは何故発生するのか?を考えますよね。その僧帽筋の痛みはたまたま僧帽筋に出ているだけで
そのクライアント様の僧帽筋の痛みは腕の使い過ぎによる、腕からの異常すぎる硬結が
原因で、その疲労が筋肉を通じて肩に上がってきたのかもしれませんよね?
ということは痛みの原因でもある上肢を調整すれば、原因が上肢だから自然に僧帽筋痛は消失します。

腰痛の方に対して痛みが腰部だから腰部筋を弛緩させてもまだ腰痛の痛みは残っている。
よくあることですが痛みのあるところを緩めると痛みが取れるということではないんです。
筋肉弛緩をさせて痛みを取るにはその痛みの原因を見つけ出し身体の構造を理解し調整、アプローチしていくことなんです。

筋肉弛緩と痛みをとるということはイコールではなくまったく別物だということです。

施術者の感覚(3つ目のカテゴリー)も大事な要素です。筋肉弛緩法には取り入れていくカテゴリーになるので子のことについてもおはなしさせていただきます。

施術者の勘や施術者の感覚というのは、自身のもつもので人にはないものです。いわゆる、こうち式整体セミナーの本来の目的である書くの部分は他人には盗むことが出来ません。方法だけおこなってもまったくちがう施術結果が出る時もあります。

師範セミナーの先生の治療院に行き、
こうち式整体セミナーでおこなっている整体技術はどんなことやるんだろう?
ある程度、自分のものにできるところがあれば取り入れようと思ったが施術を受け、「これはできない」と思ったということです。

同じく、先日こうち式整体セミナーのベーシックセミナー(初級・中級の筋肉弛緩法)に参加された先生も同じことをおっしゃっておりました。
こうち式整体セミナーでおこなっている基本技術は筋肉弛緩法ですが、基本でも奥が深いということであり、またそういった理念でおこなっているからこそ参加した治療家・セラピストが皆、同じような素晴らしい結果をだすことができるのです。

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