こうち式整体セミナーの内容として
力の伝導という、施術者の力を何倍にもしてクライアントに伝えるために
古武道の体の使い方の理論を参考にした整体技術の方法を使うのですが、
その体の使い方を利用しながら短時間で筋肉を弛緩させていく整体技術があります。
今回のコラムは、筋肉の特性をかんがえていこうとおもいます。
甲地の勝手な考えですが
筋肉というのは感情があるとおもうんですね。
筋肉の感情にそむいたいことをおこなうと、筋肉は反発をするし
筋肉の感情にそった事をおこなうと素直に応えてくれます。
力で対抗しようとすると筋肉は反発します。
例えば、凝り固まった肩コリがあるとします。
多くはそのコリを筋肉弛緩させていくために
力を強くいれて、筋肉を弛緩させていくとします。
強い力は筋肉は嫌います。体を守るのが仕事です。
防御するのが仕事です。
筋肉というのは、力をいれて傷をつけると
（強い力で圧を入れるのは筋中に傷がつく）
対抗して、外圧に防御反応をしめして硬くなり、対抗しようとします。
逆に、筋肉に対して
筋肉の性質を知ってその通りに手ほどきをしてあげると
筋肉はその要望に応えてくれます。
そうです。瞬時に柔らかくなるんです。筋肉が弛緩するのです。
施術者側の身体もラクになってくるときがあります。
手ほどきをしている施術者のコリもラクになるときがあります。
甲地は、昨日の施術で担当させていただいた方の
前腕筋を調整する必要があったので、調整をしていたら
じつは、ギックリ気味でしたが
スーッとラクになってくるのが自分で分かり
今日は、全くその気配は消えています。
筋肉はキズをつけられるのが嫌いみたいです。
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