先日、こうち式整体セミナーが東京と大阪の２会場で開催されました。全国から治療家・セラピストが大集合しました。
４時間という時間休憩なし。甲地が「休憩入れましょうか？」と先生方に言っても
「そうですね」といいながらひたすら練習。すごい熱気のあるセミナーでした。
セミナーに参加される治療家の先生・リラクゼーションセラピストの方は
整体技術をを身につけたいというのもあるかもしれませんが
なんでこんなに必死になるのかというと生活がかかっているからもありますし
純粋に整体技術を身につけることが好きだということもあります。
甲地も本当に教えられます。甲地も普段、現場に入ってます。
近くのペンションにお泊りになり施術を受けられる方が多いわけです。
参加してくださる先生方のそういった姿を見ると
「これが本物なんだな」と思います。
今日のコラムの内容は、甲地の普段のマインドと
自分の施術院の状況をお伝えさせていただきます。
甲地は、どこかに先まで施術予約が入っているからという慢心的なものがあったもかもしれません。
甲地だって全然痛みが取れなくて「やべ～な～」というときありますよ。全部が全部、イケてるわけじゃありません。
失敗だってあります。
その失敗談、フェイスブックの非公開グループでそのまま投稿しているわけですが
そんなことだって、どこかに「先まで施術予約が埋まっている」現状に慢心をしているかもしれません。
アドバンスセミナー（各症状別施術法コース）が大阪で行われたとき参加された先生がこうおっしゃっておりました。
「１回目で１００％痛み取らないと次はもう来ないですよ。」
いわゆるリピートしないということですよね。地域性にもよると思いますが甲地は、正直驚きました。
大体、７割くらいとって次につなげる。というのがどこか頭にあったからです。この時点で、甲地はアウトなんですよね。
こうち式整体セミナーの内容の整体技術は常に最初は失敗から始まって、失敗から学んでできたテクニックです。
その時点で痛みが取れなけれリピートしない環境だったら、甲地は身体を触れませんから
このテクニックは生まれなかったのですが、最初の苦労を忘れていました。
そのことを参加している治療家の先生やリラクゼーションセラピストの方に教えて頂いております。
ホントに「今日も来店があって良かった」この感謝の気持ちがすべてを変えるかもしれませんよね。
今回のこうち式整体セミナー開催の朝に甲地は施術予約が入っていたため施術を担当させていただきました。
朝一のクライアント様は山形県からいらっしゃって下さった方で千葉までは電車合計３時間かかったとのことでした。
甲地の施術院の近くのペンションに宿泊しての施術予約でした。
重症腰痛だったのですが
「俺、よくやった。」といいたいくらいの結果がでてほっとしています。
（この症例は後日、このコラムでご紹介させていただきます）
甲地の施術院の施術予約の状況は
昔はその日の予約が取れたり飛び込みの方がきても施術ができたわけです。今は完全な常連のみになりました。
スタッフを雇うことも考えましたが１人で切り盛りしております。
重症疾患のクライアントが多いです。正直、施術日は緊張が続きます。
甲地は、性格上「催促」というものができません。
本当は、明日もう一度施術した方がいいなぁ。と思っても絶対言えないし
最後のお会計の時に次の施術の予約の催促じみたことは言えません。
「営業している」と思われないかビビっちゃうんです。
甲地は、趣味でほぼ毎日サーフィンをして出勤をするのですが、サーフの時はイケイケなのに
どうも、人に対すると間違いなく引っ込みます（汗）
そんなメンタルを強く自信をもって押し出してくれたのがやはり
技術です。こうち式整体セミナーの内容の整体技術です。技術は裏切りません。小手先でもない。
昔にはなかったですが現代、よく言われていることがあります。
「技術バカ」
テクニックを中心に考え寝ても覚めてもテクニックのこと。そして、施術は結果を求める。
いいですよね。技術は没頭しなきゃ。
小手先じゃない。「技術バカ」でいいっすよね？
甲地は、そんな熱い先生方やセラピストの方と一生高めあえる技術屋集団にしたいです。
そんな技術や集団のこうち式整体セミナー。
明日は、ベーシックセミナー（初級・中級の筋肉弛緩法）が行われますが
過去に参加された先生方のフォローセミナーも同時に行う予定です。ォローセミナーの内容も徹底した基本テクニック
筋弛緩テクニックの見直し。これだけです。セミナー時はわかったような感じでも
現場に帰ると分からないことや疑問点などが出てくるのはあると思います。
そこらへんを１つずつ解消していくことがやはり大事かなと思うわけです。
セミナーの内容もドンドンと変化をしており
半年前のおこなっていた内容とほとんど変化をしているという状況です。
明後日はアドバンスセミナー（各症状別施術法コース）です。連日のセミナーです。
坐骨神経痛・ヘルニアを含む腰痛です。
もう、話の流れで腰痛施術になっているので
テーマの甲地のマインドとか自院のことなどだったですが
腰痛施術理論を考えて行きましょう！！！
腰部の施術でまず考えることは腰痛の痛みは他の部位からきている。
ということです。これはどういったことかというと腰痛は、ほとんどが違う部位が原因となり
痛みが腰部に出ているので調整する部位は、腰部以外のところということになります。
それだと、クライアントの満足度に繋がらないので腰部を最初にしっかりと施してあげましょう。
というスタイルです。腰部を施しますがそれでは、痛みは取れないという考えで施します。腰痛で腰部筋をほぐしても
楽にはなるけど痛みはほぼ取れません。
もし、その腰痛の痛みが消失した場合はその腰痛の原因がたまたま腰部だった。ということです。
ということは、こうち式整体セミナーの内容は間接法のアプローチを使って調整をしていくわけです。
腰部を触らずしてその腰痛を消失させていくことは腰部に触れないヘルニアやぎっくり腰などの急性腰痛などにも大きな効果を発揮していきます。
次回に続きます。
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